炭鉱の街

5月18日　土曜日
私の九州での任期はあと１ヶ月ちょっと、週末九州で過ごすのもあと３回となる予定。
心残りの無いようたっぷり楽しまねばと、7時に朝食を食べ、7時半に出発。
まずは、時期を逃しちゃったけど、藤で有名な浄光寺に行ってみようと、いつもサイクリングコースを走る。

ここからの景色、好きです。
右が地島、左が大島です。
どちらの島も楽しかったけど、大島の民宿で泊まったのは特に良い思い出です。
ホテルの予約でミスすることがなければ大島で宿泊することもなかったと思うので、私はいつも結果オーライ＾＾

すぐ見つけれると思い走るが案内板を見ても「浄光寺」がない。
こうなればちゃりき走りで探すしかないｗ
路地裏をうろちょろ走っていると看板めっけ！

やっぱり花は終わってました。

こんな感じで咲くようです。

いつもは芦屋辺りまでは走るけど、さっきの案内板に黄色い線で書いてある遠賀川沿いはまだ走ったことがなかったので、いっちょ行ってみることにします。

サワオさんの真似して写真を撮ってみたけど、なかなか上手く撮れないｗ

走ってきた道を振り返る。
ここの景色も好きです。
先っちょは波津かな？向こう側が鐘崎港だと思います。

なみかけ大橋から左側の眺め。
海岸沿いに気持ちよく自転車で走れる道があるので、そちらにいきたくなるのですが、今回は右の川沿いへ。
かなや公園で、芦屋橋の歴史を見たりしながらのんびり走る。

途中、わかりにくいところがあったけど、「遠賀川魚道公園」まで来た。
この先は間違えようのないまっすぐな道。

どこまでもまっすぐ続く道。
休憩できるところはホテルくらい。
休憩２，２００円だそうな。
ホテルで休憩するのもなんなので、橋の下で休憩し慰安婦は必要だったのか考える。
普段考えないことを考えたからか、お腹痛くなってきた・・・

ふ～助かった。

中間市地域交流センターの中にある歴史民俗資料館で、炭鉱と労組の歴史を学ぶ。
入場料もパンフレットも無料なのが有難い。

交流館のすぐ裏には、垣生公園がある。

ウォーキングコースを走るんだぬん。
このカエルの看板が、まだ坂は続くんだぬんとか上に見えるのがトイレだぬんと教えてくれるんだぬん。
坂を上って展望台から周りを眺め、自分が向かうべき方向を決める。
iphoneって便利ですね＾＾

どこかでご飯食べたいなあと思いながら走っていると「さかえ屋おやつショップ」って店があり、わけあり品とかバラで売っていてお値打ちみたいだったので、あれやこれや買う。
どこかゆっくりできるとこで食べようとバックに入れて走る。

鞍手町歴史民俗資料館の横にある「石炭資料館」。

手前のほうは近代的な炭鉱内を再現されており、機械は実際に使われていたものだそうです。
奥のほうには、明治期の採炭風景が再現されていました。

ボタ山の写真の説明で、筑豊ではボタ山が１ｍ上がるたびに１人の人命が失われると言われていたそうです。
労働者３人に１人の死亡率だったそうです。
「今日の繁栄の礎となった石炭と共に、どれほど多くの汗と涙が地底に流されたことでしょう。」と書かれてありました。

歴史民俗資料館も見学し、昭和の暮らしを実物や写真で見ることが出来ました。
炭鉱で過酷な労働で、不幸なことになった方もたくさんいたと思いますが、地域の仲間と家族との生活の中、幸せな日々もあったと思える写真がたくさんありました。

赤間方面に向かっているつもりが、剣山をわっせわっせと上っている。
右に行くと駐車場、左に行くと八剣神社とある。
右に行ってみるがあまりの急坂に宗像まで帰れなくなるといけないとリミッターが効きＵターンｗ

「八剣神社」
お客さんから電話があり対応したあとお参り。
本当は土曜日も仕事せにゃいかんとは思っていたんだけど天気良かったからね＾＾；

iphoneで現在地を確認。
２９号を走って行けば赤間に行けるようだ。
途中、猿田峠と看板があったけど、峠と言うほどの坂もなく赤間に。

写真を撮っていたら、シャッターが開き開店？
店の人に声をかけるとお客さんが来るから開けたとこだという。
ふむ、普段は店を開けないのか？

店内を撮らせてもらいました＾＾
もともとは違うところでやっていたそうですが、以前の場所は百姓一揆で壊され、ここに移転してきたと言っていました。
お酒と甘酒を購入。

割らないよう気を付けて走り、いつものパン屋に立ち寄りパンを購入。
いつも気さくに話しかけてくれる店員さんが今日会えてよかったという。
６月１日までで退職するからって。
今週末は愛知だから来れないけど来週の土曜日には来ると約束してバイバイ。
お店で話をするくらいで特別な関係なわけじゃないけどなんか寂しいね。
ここで連絡先とか聞いちゃうといけない関係になっちゃうのかなあなんて、ドラマのようなことを妄想しながらホテルに帰りました。

ホテルに帰ってから買ったものやもらったものを並べて一日を振り返る。
これだけのものが楽々入っちゃうブロンプトンバックって最高だね！

走行距離　たくさん
平均速度　良い感じ
最高速度　びゅーん！