ケッタマシーン ~ケセラセラ~

yahoo!ブログから引っ越してきました。

野麦峠

土曜日

朝、4時に目覚しで起きる。
眠たい。
とりあえず起きて、トイレでどうしようか考える。
5時50分神領始発の電車に乗って、野麦峠にいくつもりだったけど、魅惑の二度寝して、
いつものうどん食べて山の中うろちょろに変更しようかなあとも思いましたが、もたもたと
着替えて、4時40分に自宅を出発。
予定より、10分遅れているので、始発に間に合わなかったら、奈良井あたりをぶらぶらする
のもいいかなあと慌てずに神領駅に向いました。

4時35分、神領駅に到着。
かなり手抜きをして、輪行袋に自転車を入れて、ホームに立ったのが、4時40分。
やれば出来る子なんだなあ~♪

ホームで、駅員さんに先頭車両の位置を確認した場所に、輪行袋を持ったおじさんと一緒に
お互いのコースを話しながら待っていたら、2両も違っていました(^^;







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電車は、ガラガラ。
おじさんと近くに座ったのですが、私は眠たかったので、睡眠。
私が、薮原で降りる時に挨拶をして、別れました。
おじさんは、奈良井駅から、塩尻を目指して走ると言っていました。







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薮原駅。
トイレで、軽量化をし、8時半頃、出発。







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木曽川沿いを爽やかに走ります♪
案内板に、只今の気温19℃と表示してありました。

走り始めて、30分。
腹が減った。
朝、牛乳を飲んだだけで、駅まで何か食べようと思っていたけど、コンビニさえなく、
何も食べていない。
非常食として持ってきた、ソイジョイを半分だけ食べる。







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境峠。
空腹に耐えながらも、なんとか上りきりました。
ここから、下り!







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9時半だったので、まだ準備中。
残念(T_T)

39号に出たところにあった、雑貨屋さんで、アンパンを購入、なんとか生き返りました。







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6月のサイスポにも載っていた、石室跡。

もう少し上ったら、旧野麦街道への分かれ道があった。
ああ野麦峠が、石版に刻まれていたので、読んでいると、野麦街道のほうから、genさんが
いるのかと思うような叫び声が聞こえてきた。
子供がふざけているのか、何か犯罪が起きているのか、見に行ったほうがいいのだろうか
迷っていると・・・・







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猿が威嚇しながらこちらに向ってきました!
半分しかない貴重なソイジョイを奪われていけないので、必死で逃げました。







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無事、野麦峠に到着。







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お助け小屋で、五平餅を食べました。
木の香りがして、美味しかったです。

野麦峠の館の、受付で、声をかけるが誰もいない。
困ったなあと思っていると、館の入り口から、「今、案内を始めたところだから、お金はあとからで
いいから、入っておいで」と野麦峠の館のおじさんに呼ばれた。







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この賞状は、12歳から22歳まで、10年も飛騨から、岡谷の製系工場に勤めた女工に送られた
ものだそうです。
賞状だけでなく、桐の箪笥も送られたそうです。
女工たちは、売られたりしたわけではなく、誇りをもって仕事をしていたのだから、哀れんだり
しては、失礼だと、言っていました。
ああ野麦峠のことを熱く語るおじさんに、感動しました。
毎回、案内をしてくれるわけではないそうなので、暇そうな時に案内してもらうと良いと思います。

おじさんから、どっちから上ってきたか聞かれたので、薮原からと答えると、高山に向って下ると
通称、びっくり峠と呼ばれている峠があると教えてくれました。
びっくりするような急な坂なのかと思ったら、飛騨から岡谷に向った女工たちが、手前にある、
寺坂峠を野麦峠だと間違えたことから、びっくり峠と呼ばれているそうです。







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さ~!高嶺大橋に向って、下って上るぜ!!!





つづく。